飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

プレゼン技術

なんとなく図書館で借りてみた。

理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則 (ブルーバックス)

理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則 (ブルーバックス)


前回d:id:sss7sss7:20080203#1202044453でいろいろプレゼンの手法について書かれているサイトを紹介しましたが、実際にアメリカかどこかの教授が実践して作った教科書の訳本らしいです。まだ第2章の途中を読んでいるのですが、「聴衆を意識する、コミュニケーションする」という意識的なところから、服装をきっちり控えめな印象に持たせるなど細かいところまで行き届いていて、プレゼンのバイブル的な役割を果たしていると思います。つい先日出たばかりで、パワポの効果的な使い方にも言及してるみたい。文章だけでなくきっちりチャートとか箇条書きで説明してくれてるから忙しくてもそこだけ理解すればわりと使えるかも。ただやっぱり「経験」が一番モノを言うという結論にはなっている。そりゃそうですね。失敗して学ぶということです。分かっていても意外とやっちゃう失敗とかヘマとか*1、そういうのは全部独りよがりな発表になりがちだからということらしいです。相手に何か自分の伝えたいことを伝えるためには、まず相手の興味を惹きつけることが大事なんですね。それが一番難しいような。

*1:フォントサイズがばらばら、文章の羅列、重い動画、軸に説明のないグラフ、ひたすら箇条書きの結論、などなど