飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

そうだ京都行こう

毎年恒例サマコンツアーということで、OBとして追っかけてきました。8月が近づくにつれて湧いてくるあのワクワク感には劣るものの、それでもテンションはかなり高かったです。

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東京駅に0730に集合。その後0810発ののぞみで京都へ。メンツはjenny氏・carmen氏・koguus氏で、京都でk-chon氏と合流。初のN700系乗車でしたが、内装以外は特に目新しい点がなかったような。残念。

10時半くらいに京都に到着。バスの一日乗車券を買って、まずは四条河原町でごはんを食べる。鰻。柳川風卵とじを食べた。量は少なかったけどうまーでした。

その後はまずは南禅寺へ。
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南禅寺正面にある三門。でかい。この門は上にあがれて展望できるということで登ってみた*1。緑に囲まれた東山とその向こう側にある京都の街が一望できた。しかも涼しい!よく「木の温もり」という表現を聞くが、やっぱり木がもつ特性は涼しさだよなぁ、と思った。門の上は割と絶壁で、高所恐怖症であると思われるおばちゃんが腰を抜かしていた。かわいそうだった。
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南禅寺の右奥にある水楼閣へ。古寺の中にでんと存在するモダンなレンガ造りの水路。こういうギャップは本当に大好きです。明治21年(1888年)に建設されたこの水楼閣は、当時日本で初めて日本人技師オンリーで作られた西洋式水路らしい。当時はまだ構造力学とか材料力学とかなかったんだよなぁ、という思いを馳せてしまった。上にのぼると疎水が流れていた。琵琶湖から引っ張ってくるらしい。
その後方丈へ。方丈庭園は美しすぎた。写真を撮ったけど、その端正な佇まいを上手く表現できてないので割愛。ググったときにでる画像が素敵。庭園の床でのんびり休憩。狩野探幽の水呑み虎も見れた。しかし狩野探幽のこの絵が国宝であることはおろか、存在自体初めて知った。
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方丈をぐるっとまわったあと、茶室でお茶。写真は茶室から見える庭。とても涼しい。こんな庭があちこちあれば地球温暖化なんて簡単に防げるんじゃないかと思ってしまった。お茶と菓子を美味しくいただきました。お茶を畳にぶちまけるという過去のトラウマも無事克服。
南禅院はスルー。JR東海のCMで出てきた景色を遠巻きに観察。 

その後少し北上して銀閣へ。しかしそこで我々が目にしたものは。。。
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工事中て!どうやら屋根の葺き替えと耐震工事を行っていたらしい。中はほとんど解体されて、屋根の上には幕が覆いかぶさっていた。自分はまだ以前に見たことがあるからよかったけど、隣にいた外国人観光客は( ゚д゚)ポカーンとしてて、そしてとても残念そうな顔で庭を回っていた笑 庭のつくりはやっぱり東山らしい渋い感じだった。外国人観光客はこういう庭を見てどう思うのだろう。シェーンブルンやベルサイユの宮殿に庭とはえらく対照的だから、むしろ日本人が宮殿の庭を見たときに持つ印象と同じような感じなんじゃないだろうか、ということを話していたような気がする。
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銀閣の苔一覧みたいなのがあった。「銀閣寺の苔」「邪魔な苔」「とても邪魔な苔」という謎の3段階分別。moss the interupterという英訳は秀逸だと思った。
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その様子を収めるk-chon氏。もえ。
 
銀閣を一通り見て、途中の坂でお土産屋さんによった後、急いで京都駅へ。約束の時間を15分くらいオーバーしてしまった。京都に宿泊するkoguusはmotz氏のもとへ合流。残った4人で京都伊勢丹の都路里へ!しかしまさかの30分待ち。やっぱり本家でも人気か。3人は都路里パフェを食べ、僕は謎の巨大かき氷アイスを食べた。真夏なのに体の芯から冷えて泣きそうだった。外は暑く、中は寒く、自分の体の中で熱伝導をじわじわ感じていた。食べ終わったあとは急いで京都を後にしたのでした。

*1:500円とられた