飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

ふるとヴぇんぐらー

気になる。
ユーロスペース | 帝国オーケストラ

私たちはただ≪演奏≫を続けたかっただけなのです。

ヒトラー政権下、主席指揮者フルトヴェウグラー率いるベルリン・フィルとナチスの関係を当時の映像記録とインタビューで解き明かす。友人や家族が戦地に向かう中、何よりも音楽を愛した演奏家たちは、苦しみながらもベルリンで演奏する道を選んだ……。ディレクターズカット版で新字幕、世界初上映。

初めてオーケストラの演奏家が語るナチスとの関係
創立125周年を迎えたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の、その長い歴史の中の1933年から1945年までのヒトラー政権時代に注目したのが『帝国オーケストラ』。指揮者フルトヴェングラーは戦後、ナチスのプロパガンダ(政治的宣伝)に協力したとして戦犯会議にかけられたという話はよく知られているが、本作ではオーケストラを構成していた個々の演奏家にスポットをあて、この事実をメンバーの視点から検証していく。ナチスに翻弄され、何を感じ、どう選択し演奏を続けていたか。当時を知る証言者として96歳となったヴァイオリニストのJ・バスティアン、86歳のコントラバス奏者E・ハルトマンが語り部となり、封印されていた演奏家の個々の真実を明らかにしていく。本作は、過去を検証し理解するために、2007年ベルリン・フィルハーモニーの125周年式典で上映された。

 
今日の読売の夕刊でたまたま見つけたのですが(それ以前にベルリンフィルは今年創設125周年なんですね)、ベルリンフィルがナチスのプロパガンダに利用されてしまって云々という話はよく聞いてましたが、やはり当時の人たちにとっては屈辱以外の何物でもなかったんでしょうね。ニコ動に確かハーケンクロイツをバックに第九かなんかを演奏する動画があったと思うけど(たぶんリンク先の画像がそれだと思う)、それも見ててわりと辛かった記憶がある。戦争体験を語れる人がどんどん少なくなっていく上で、こういう映像を残すことって重要なんでしょうね。
 
ユーロスペースで昼間やってるのは来週いっぱい。その次からはレイトショーになってしまう→帰宅できないので、来週水曜日に見に行ってみよう。
 
一緒にタイアップされている「ベルリンフィルと子供たち」はたびたびハイビジョンでやってたりするからいいや。
 
 
追記
これも気になるが男一人じゃ行けないですよ。
ユーロスペース | 反恋愛主義
ハンガリー美人