飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

【弁理士試験】最後の10日くらいでやったこと

佳境ですね!試験まで約10日となりました。来週1週間はお休みを取って試験対策に命を懸ける方も多いと思います。私も昨年1週間休みを取ろうとしたのですが、その月曜日に緊急案件の打ち合わせが入っててんてこ舞いでした・・・。

この時期から、重要条文や判例の定義趣旨を、ただひたすら覚えていました。活用していたのは予備校のレジュメです。青本でもよいですが、レジュメだと押さえるべきキーワードが分かりやすく示されているので、効率がとても良かったです。

最初から頭ごなしに記憶するのは無理があるので、まずはさらっとキーワードをメインに流してから、3周目くらいで焼き付けていく感じです。

例えば部分意匠の導入の趣旨だと、「独創的な部分」「全体として侵害を避ける巧妙な模倣」というようなキーワードをとにかく拾っていきます。論文試験ではこのようなキーワードが書けていれば、それなりに点数がもらえます。趣旨等が書いてある青本の記載等をそのまま覚えておく必要はありません(効率も悪い)。

一方で、判例については、特に規範についてはある程度正確に覚える必要があります。あてはめに必要だからです。ただし、これも判例文をそのまま覚える必要はなく、キーワードを直前に何度も何度も書いて覚えます。フレッドペリーとか

 高速旋回バレル研磨法とか覚えにくいですが・・・。レジュメによって判例の重要度がランク付けされてることもあるので、割り切って重要度の高いものだけ取り組んでもよいかもしれません。

記憶のピークが論文試験に来るように、まずはキーワードを固めておいて、そこから趣旨、定義、規範を書き起こせるように、かなり辛いですが、ひたすら覚えていきましょう。