飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

小休止

研究が行き詰った。。。わけではないが、この一週間は今やってる研究からわりと離れた勉強ばかりしてたような気がする*1。勉強といってももちろん研究に関連する分野から全然関係ないことまで。とりわけ今日はお昼休みは某ジョジョついて勉強していた笑
 
しかし時間の使い方も大事だけど、今やっている研究や勉強との距離感ていうのも大事だなぁと思った。2年生の進振りでは特に何も考えずなんとなくメカっぽいのが好きだからという理由で機械系に進学したわけですが、気がつけば原子とか分子とか固体物理だとか最近は物理化学にまで範囲が及んできて、更に最近は生化学にも微妙に興味が湧いてきているという状態だったりする。5年前に受験勉強していた自分はこのような勉強をしていることを想像していたんだろうか。生物はからっきしダメだったし、化学もどっちかというと苦手。なのにねぇ。
 
つい先日でレギュラーを外してもらった塾で生徒に教えていても、「何のための勉強なのか」ということをやってる本人が分かっていないというのはザラで、今やっている勉強が自分とどう関わってくるかなんて分かっている受験生ってほとんどいないんだろうなぁと思った(高校生ではない)。極端な例が文系の経済学部だと思う。数学苦手だから文系来たんじゃないの?って人でも、例えば就活であった人でコンサルでバリバリ働く人も「自分は数学は高1で諦めたけど経済学部進んで、今はなんとでもなってるよ」とか言っていたりする。何のために勉強するのか、ということを自分の中で理解していれば、苦手か得意かなんてのは関係ないんだろう。そうなると「受験のため」に勉強するという目的があるにも関わらず、なかなか克服できなかったりするのは、おそらく受験したあと、進学しようが浪人しようが、その後の自分の姿をイメージできていないからなんだと思う。これがいわゆる「受験はゴールではない、通過点だ」としきりに言われることなんだろう。
 
要は、勉強とは自分にとって何であるかによって、付き合い方も大きく変わってくるんだなぁと思う。その辺把握しないでがむしゃらに勉強したとしても、それがどう自分にとってメリットなのか、社会にとって効果があるのか、ということを考えないとただの知識オタで終わってしまうんだろう。

*1:今後使おうとしているプログラムがまだインストールの方法さえ分からず助教待ちという状態