贈り物
もっくんに長らく貸していた(貸してたことさえ忘れてた)CD。
- アーティスト: メニューイン(ユーディ),ブラームス,マスターズ(ロバート),アロノヴィッツ(セシル),ウォルフィッシュ(エルンスト),ジャンドロン(モーリス),シンプソン(デレク)
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: CD
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ブラームスの弦楽六重奏曲。いくつか音源がありますが、これはほぼメニューインの独壇場です。やっぱり1番のなんか青春の甘酸っぱさを感じる雰囲気が、気持ちを和らげてくれます。この曲をやってもうすぐ2年経つのかと思うと感慨深い。一緒にやった17は今日は卒団演奏会ということで、これもまた感慨深い。aichi先生のチャイコンは思わず涙が出た。おつかれさま!
全然関係ないですが、東京ニューシティー管弦楽団が、ブラームスの交響曲第1番と第2番をやるそうです。
ピリオド奏法で。
茶屋街
昨日のふんどし記事、書いた覚えがない。。。しっかりkwout使ってるし。
今日は大阪で会社見学会の後、友達*1と梅田へ。友達のリクエストでお好み焼きが食いたいとのことで、きじで食す。後で知ったんですが、きじは丸の内にも出来たそうですね。違うとこ行けば良かったかな。。。ただガード下の狭い店の雰囲気の方がなんかしっくりきますね。
そのあと今度はタコ焼きが食いたいとのことで、茶屋街へ。なんか以前行った時と全く雰囲気が違っていてびっくりした。ベルエベルの500円カットが、しょぼいプレハブから立派な建物になってたり、NU茶屋街とかいうのが出来てたり。。。
そういえば、ボウル百又もなくなってた。三番街の横にあった、狭いボウリング場です。中高のときよく行ってた(ちょっと高めだけど)所も、なんか1年半前に閉鎖してしまって、今はテナントで居酒屋がいっぱい入っていた。あと長屋の居酒屋も再開発で無くなっていた。梅田はここ数年の急激な再開発で、すっかり形が変わってしまった。少し寂しい。
*1:教養のクラスが一緒。ウォリアーズOB
荒
今日は強風やらドア故障やらで、家を8時に出たのに学校に着いたのは11時半というカオスっぷりでした。遠距離通学の欠点は交通機関の乱れをモロに受けやすいということです。読書時間を稼げたのでよしとしよう。今読んでるのは、某政府系銀行に勤めるおねえさんから勧められた本。
- 作者: 黒木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/11/11
- メディア: 単行本
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外資系投資銀行で働く人たちがそれぞれ活躍するというお話。話のスタートは70年代から80年初頭で、今読んでいるところはそろそろバブルが崩壊するかなー、ぐらいのところです。実際に出てくる企業がモデルなのが面白い(企業の事情や設定もほぼそのまま)。話はまだまだ続くので感想はまだないですが、とりあえず巷でよく飛び交う金融用語(デリバティブとかM&Aとか)って何なのか、そもそも投資銀行とか証券会社って何やってるんですか、的なことは、そこいらの解説書を読むよりも理解できる(というか理解しようとしないと話が全然わからない)。
かわいげのある男になることね
読んでみた
- 作者: 上野千鶴子
- 出版社/メーカー: 法研
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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どちらかというと、シングル女性(死別も含む)の老後の暮らし方に関するバイブル??的な内容なので、自分にとってはなんだかなー、っていう客観的な見方で読んでみました。言っていることは至極まとも。これから社会の構造が少子高齢化でどんどん高齢者に傾いていく中で、いかに一人の老後を生きるか、という心の準備的にピッタリな内容でした。やっぱりいざ老後!ってなると家族に疎まれたり*1介護受けなきゃいけなくなったり、特に介護は受けないぞ!っていう気でいても何らかの要因で要介護になるかもしれないので、それこそしっかりとした介護を受けるためには予め心づもりをしないと、生きていくのが辛いんだろうなあと思いました。
気になった点として、まずは「おひとりさま」であることが必要条件な感じの内容でした。日本では老老結婚をする文化があまり普及していないので、夫婦どっちかが死んでしまえば自動的にシングルになる、という論理はよくわかるんですが、たとえば医療がめちゃくちゃ発達して、夫婦どちらも100歳まで生きるのが当たり前になる時代が来るかもしれないし、そうなると果てには究極の老老介護が待っているかもしれない。その時に若い世代はどうすればいいのか?っていうもっと大局的な内容があってもよかった気がするし、二人ともあほみたいに生き残ってしまった場合もあるかもしれない。なんか「ひとり」であることは素晴らしいという偏見が満ち溢れていたようで、そこはいただけなかった気がする。あと上野先生の本ということでうすうす感じてはいたけれど、フェミニズムが妙にあふれていたこと。なんか昔男に嫌な目に遭わされたんか?って疑ってしまうような文体で、それなりの社会学者ならもう少し平等に見てもいいんじゃないか?って気がしました。今は昔ほど男尊女卑が当たり前でなくなってきている、それこそ草食系男子(笑)のあふれている若者の老後についても語ってもよかったんではないか、と思いました。まぁ対象としては、上野先生と同世代のいわゆる団塊の世代向けだから、そこまでは考えるに及ばなかったんだろう。
今回は批判が多かったですな。まぁでも介護とか生活とか、基本的にどういうスタンスで行けばよいか、ということに関しては非常に参考になりました。面白かったです。
こういう本もあるらしい。
- 作者: 上野千鶴子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 文庫
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「おひとりさまの老後」で一番印象に残っているのは、「介護する側の制度設計だとかそういう話はよく出るが、介護される側の準備とか、そういう話はほとんど出てこない」ということだった。確かに、特にバリバリ働いてきたおっさんなんて「俺はどうせ風呂場でポックリ死ぬから」と言いつつも、むしろそういう人たちが生活習慣病が祟って寝たきりになっちゃったりとか、いざ介護されるとなると急に不安になったり心が折れたり、介護されること自体が非常にマイナスイメージになっていることが、やっぱり今の社会で漂っている問題なんでしょう。介護される、ってやっぱり勇気や覚悟がいると思うなぁ。イメージにしにくいから。他人に体を預ける、っていうのは自分を半ばさらけ出すことにもなるし。でも介護されることが当たり前になる世の中に今後なっていくだろうから、お世話される側もどうすればよいか、ということを予め知って覚悟する準備は必要だと思う。
*1:ただこれは少々偏見があるような気がする