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飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

刺があるね

ようやく行ってきた。井上雄彦 最後のマンガ展@上野の森美術館

開場は10時ということで、まあ9時くらいに行けば大丈夫だろう。。。と思ったのが運の尽き。既に200人程度当日券を買い求める列が出来ていたのでした。仕方なく並ぶ。結局買えたのは9時45分くらいだったが、最終的に入館できたときには、もう11時を回っていた。11時頃には当日券も完売、最後尾は210分待ちという大大大盛況ぶり。上野の森がとんでもない行列で埋め尽くされていました。それだけでもインパクトが強い。

いざ会場へ。バガボンドの武蔵の後日談というか回想録というか、武蔵とは何だったのかというものーすごく考えさせられる展示でした。一つ一つの絵がマンガのコマとして構成されているのですが、なんていうか、素人目でも明らかに画力が物凄い強靭で躍動感のある、息を呑むような作品ばかりでした。人物もさることながら、僕はこの人の風景の表現がとても好きです。やっぱりなんかケタが違うなぁ、とミーハーなりに感じてしまった。id:C-meさんも仰るとおり、最後の展示室の広い空間に描かれた母子の姿を見て、武蔵という偉大な人間であっても、無垢な心が求めるものは、やはり母なのだという、なんとも言えない普遍的なメッセージに思わず心が揺れてしまった。満たされるということはどういうことなんだろう、ということを考えさせられた展示会でした。ってか普段あれだけひとコマひとコマじっくりマンガを読むことがあるんだろうか。世間を何かと賑わせている雷句誠vs小学館の係争でキーワードとなっている「漫画作品の芸術性の評価」ということも持ち上がっている中、こういう展覧会っていうのは色んな人にとってアートの入口になるんじゃないかな、っていうもう眠いよママンという理由で適当なオチをつけてみる。

そういえば以前、2004年くらいにスラムダンクが計1億冊突破記念ということでイベントをやってたときも、確か三崎口の小学校の廃校の黒板をキャンバスにして、スラムダンクの後日談の「マンガ」を描いていたような気がする。あった。

これのドキュメンタリーもテレビで観た記憶がある。行きたかったー。