コンプレックス
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1971/12/20
- メディア: 新書
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たまたま近くのブックオフの100円コーナーで手に取った本だけど、めちゃくちゃ面白かった。
自我と対照的に、無意識のうちに存在する「コンプレックス」が自我を強く形成していく上では欠かせないものであり、時に同一化し、時に対決して乗り越えていく、的なお話。
その上で大切なのは、対話をすること、みたいな話だったと思う。
あーーーなるほどね、と、自分の心理状態を考える上ですごい為になる本だったと思う。
逆にコンプレックスがない、というのは死んだ人間と同じ、というのも、ああそうかとうなずける。
コンプレックスって大事やなぁ、ということでした。
この文章、多分受験勉強中に出会ってる気がする。さすが河合隼雄先生の名著です。
知らんかったけど。
シャガール
久々にはてなで日記書こうとしたら、インターフェースが変わってるじゃないか!びっくりした。
今日まで会社が休みだったので、東京千葉でまったり過ごしてました。関西に戻る前に、シャガール展に行ってきた。
ポンピドー・センター所蔵作品展
シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い〜交錯する夢と前衛〜
Marc Chagall et l'avant-garde russe dans les collections du Centre Pompidou
会場 東京藝術大学大学美術館
ロシア・アヴァンギャルドとマルク・シャガール
シャガールってフランスで活躍したイメージが強いけど、この展覧会では1900年代初頭のロシア・アヴァンギャルドにシャガールが強く関わっていたというコンセプトのもと、シャガールと共に活躍したロシアの画家達とともに、ロシアをテーマとした作品が多く取り上げられていた。
シャガールの色彩の強さ、線の太さはキュビズム云々というよりかは、やっぱりロシア風土の強さが元なんだなぁとしみじみ思った。あと最後に見た「イカルスの墜落」は、御年90歳での作品らしいが、なんというか人生を回顧するときってこういう気持ちになるんだろうかと、とてもドロドロとした感情が余す所なく表現されていた。衝撃すぐる。
まだ始まったばっかりなので、平日昼間はかなり空いています。あと白いホットパンツを履いたおっさんがいたのだが、あれは何かの絵から飛び出た妖精さんだったんだろうか。
F**K YOU!!
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: DVD
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カイジということで惹かれて借りたものの、なんか残念な出来。原作を知ってるからかもしれんけど、エスポワール乗船からEカードまでのダイジェスト版、といった感じで、いわゆる限定ジャンケンやEカードの駆け引きといったサスペンス的な要素は全くもってつまらんかった。一方で、藤原竜也や香川照之の演技が素晴らしく、逆になんかとても勿体無かった。香川照之演じる利根川なんかもう素敵すぎた。これだけは見る価値があるかもしれない。
めでたい
4日は、オケ同期のおふたりの結婚式@白金台。とても賑やかで笑いあり涙ありの披露宴でした。この親にしてこの子あり、を体現されてると言ったら失礼かもしれないけど、やっぱり家族の雰囲気って見た目からも滲み出てくるんだなぁと思った。
その後の二次会では僭越ながら幹事を努めさせていただきました。2年前の自分のパーティーのときには新郎にかなりお世話になったもんだから、今度は自分が幹事をやるんかと思うとすごいしみじみとしてしまいました。受付・司会・余興等でご協力いただいた皆様には本当に感謝。やっぱりこういうイベントは好きなんだなぁ・・・と改めて実感しました。
二次会後はオケの同期と飲む。そろそろ結婚式=同窓会という図式が出来上がってくる年頃なんだろうか。飲みも以前に比べてだいぶおとなしくなった気がする、というのはその場にいた人たちの意見。全くそのとおりだった。会社の同期の飲みの激しさに比べて、なんとも居心地のいいことか。というと失言かもしれんが。まったり飲みたい年頃に差し掛かってきました。でもまだ若さでがんばりたい。もう20代も折り返し地点か。。。
GW
社会人になって初めてのゴールデンウィーク。休み前に実習先の工場で幹部の人達と会食したときに「最後の連休かもね!」的なことを言われてしまったので、戦々恐々としながらも充実した休みを過ごそうとした決意が以下の通りの結果になりましたとさ。
29日
親と京都国立博物館へ。長谷川等伯展を見る。その日のうちに千葉へ帰る。
30日
嫁とデート。のだめ見たり。
1日
池袋に行く。息子のレッスンに行けなくなってしまう。
2日
突然銚子へ行く。突然餃子の王将に行く。
3日
千葉でお買い物など。カイジのDVD見る。
4日
結婚式!!二次会の幹事でふらふら。
5日
朝一でディズニー。その足で寮に帰る。
なんというリア充。休養にはなってない。
管仲(上)
- 作者: 宮城谷昌光
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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言わずと知れた春秋五覇の一人、斉の桓公の宰相を務めた賢人管仲の物語、の前半で、周で鮑叔牙と管仲が出会ってから、鄭を経て、斉の太子候補である公子糾と公子小白にそれぞれ仕えるまで。なんていうか他の宮城谷小説もそうだけど、歴史小説という名を借りた啓発書の最も抜きん出た物語だなぁと認識させられた。ビジネス書にもおすすめして良いと思うんだけど。管仲の取った政策はいわゆる富国強兵策らしく、これについてはたぶん下巻で詳しくやるんだろうけども、商売の大事さ、民を富ませることの重要さを2000年以上も前に理解していた管仲はもっと評価されるべき。また、管仲の不遇さも然ることながら、それを打ち払う鮑叔牙の誠実さ、妻の強さを表現する言葉の美しさに全俺が泣いてしまった。よい本です。
そして今さらながらに思うことだけれど、高校のとき漢文の授業でよく史記を扱っていて、その当時は全然興味がなかったんだけれども、いわゆる「管鮑の交わり」については印象が残っていて*1、まぁもう少しちゃんと勉強するなり、もっと早くこの本に出会っていたらなぁとしみじみ思うのです。
*1:鮑叔牙の名前が変だったからかも
ハッピーフライト
旅行記はなかなか書く気が起きない・・・!とりあえずパンツ忘れたりスリに遭遇したり勝手に洗濯されたり空港に友達の彼女と二人で泊まり込んだりとトラブル(?)が多発した旅行でしたが満足でした。
行きと帰りの飛行機で見た映画は以下。
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- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: DVD
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EMOTION the Best GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2009/10/27
- メディア: DVD
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- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: DVD
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Queen Rock Montreal & Live Aid [Blu-ray] [Import]
- 出版社/メーカー: Eagle Rock Ent
- 発売日: 2007/12/04
- メディア: Blu-ray
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