飛べないブタはただのブタさん

もはやブタはいません。

マイナーな分野

今やっている破壊靱性に関する研究に関して、関連する研究とかが少なすぎてこまる。そもそも破壊力学の分野に関して圧倒的にメジャーなのはいわゆる「疲労破壊」です。理由としてはもちろん機器のメンテナンスを考える上において一番重要な破壊モードであるからです。破壊といっても色々あるのですが、とりあえず今自分のしている研究は少なくとも疲労とは無関係とは言わないまでも、それとはまた違った切り口からの手法をどうするかということです。

とにかく似たような研究がないし、それに関する統計的知見もありきたりなものしかなく困ってます。そもそも今自分がやろうとしている統計的手法が果たして意味があるのかさえ分かっていません。ピンチです。データは手元にあるのに。道具があっても使い方が分からない。そんな状況です。明日研究者の人と話をするのでそこでなんとか先が見えれば。もう2ヶ月ないし、定期あるし。

あとやっぱりモチベーションがあがらないというのも大きな問題かもしれません。来年からわりと違う分野の研究になるので(もう少し物理的な現象を扱うので楽しそう)、今ある知識が社会に出てから役に立つかもしれない、程度のモチベーションしかありません。やばいです。先が見えないときはいつも気持ちが沈んでしまう。あまりもがこうとしないのが自分の悪い癖とは分かっていますが、どうしようもないものはどうしようもないです。やっぱり一人でこもって何かやる、というのは自分の性にあってないのかも。飽き性だし。早く来い年末という感じです。