コンスコン(笑)
いつの間にか新刊が出てた。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (17) ララァ編・前 (角川コミックス・エース 80-20)
- 作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: コミック
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サイド6あたりのお話。狂った父さん、カムラン、ララァとの出会い、コンスコン襲来など、今回は激しい戦闘というよりもだいぶしんみりした感じの話が多い。ってかガンダムって基本しんみり系のような気がする。最近のロボット戦争系があんまり好きになれない*1のは、どうも奇をてらうというか精神論に走るというか、何かこう無理やり問題提起を掘り起こして訴えかけようとしていて、何かむずがゆい感じがするからなのかもしれない。もっとストレートにグッとくるのが好きだ。そういう点ではジブリは素晴らしいと思う。
全然関係ないけど温泉の本を読んだ。
- 作者: 松田忠徳
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/01/17
- メディア: 新書
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温泉学で有名らしい松田先生の本。どうやらこれは2作目らしく、1作目は温泉はすごいんだぜ!的なことを書いたらしいが、今回は日本の今の温泉事情についてとても憂いていました。レジオネラ菌による死亡事故や、循環形式を採用する温泉が多いことや、塩素まみれになってしまっている(道後温泉など)温泉についてひたすら問題提起し、「本来の温泉とはどういうことなのか、私たちが温泉に求めることはなにか」ということを主張していらっしゃってた。衛生面においてもちろん人体に悪影響を及ぼす菌類などを浄化する必要はあり、そのことについてきちんと対処できる人間が温泉の現場にいることが必要不可欠である、と主張する一方で、ただ単に塩素を注入して殺菌すればよい、という問題でなく、むしろ塩素が体に及ぼす悪影響も加味し、総合的にどういう管理をしなければいかないか、ということを書いています。つまるところ、観光客のニーズはもはやただ温泉があればよいというものでなく、温泉の中身(かけ流しか循環か、源泉の含有物は何か)を求めているので、それに対して温泉経営者や厚生労働省はもっとよりよい制度やアピールをしなければいけない、というものでした。ふーん、という感じ。僕はよくスーパー銭湯に行ったりしますが、そのせいで地方の温泉は衰退しているんだ!とも。うーん。確かにスーパー銭湯がよい温泉だったりしたら、わざわざ地方の山の中まで行く必要がないよなぁ。。。どういうことをアピールすればよいのか、難しいところだと思います。
あと江戸の黒湯は入ってみたい。池之端の六龍鉱泉に行ってみるか。。。お湯がすごい熱い(50度とか)らしいが、とてもレトロで雰囲気がよいみたいです。神田川とかの雰囲気。
*1:しっかり見たので最後は∀