北の大地へ
今回のメインイベントである(すみません)鈍行でひたすら北へ向かい、北斗星で帰る弾丸ツアー。行程は新潟0601発→白新線→新発田0638着0644発→羽越本線→酒田0930着0938発→羽越本線→秋田1131着1312発→奥羽本線→青森1710着1722発→津軽海峡線(スーパー白鳥19号)→函館1920着2148発→北斗星→郡山0730頃着0818発→東北新幹線(やまびこ208号)→上野1002着
朝5時に起きて新潟駅へ向かい、白新線に乗る。わりと18切符の利用客が多かったような気がするが、どうやら東京から青森まで18切符で向かう場合、前日深夜発のムーンライトえちごで0455に新潟に着き、そこから上のような行程を辿ることで青森に行くことが出来るらしい。同行者のkoguusは二日酔いで死んでいた。新発田で放置してやろうかと思った。
羽越本線の車窓は時折日本海が顔を覗かせていた。思ったよりも海水浴場が多い。切り立った海岸線ばかりを想像していたがそうでもなかった。日本海の雄大さに和む。
秋田に着いた。ちょうど竿灯祭りが行われている真っ最中で、駅の商店街の広場では竿灯のパフォーマンスの練習をしていた。
秋田には確か10年くらい前に来たことがあるが、わりと再開発されていたような気がする。駅近くのお店で稲庭うどんやハタハタを食べる。
秋田を出発して一路青森へ。4時間もの大移動。秋田からしばらくすると、日本でも有名な萌える駅*1「井川さくら」駅を通過する。車内は18切符の客が先ほどよりも増えていた。気になっていたのは、はす向かいに座っていた男2女1の外国人グループで、普通に新発田あたりから一緒に乗っていた。18切符を片手に。ユーレイルパスとは毛色が全く違うだけに、結構コアな人たちだと関心してしまう。横に座っていたおばあちゃんは終止びびっていた。
青森駅に近づくにつれて、徐々に観光客だけではなくハネトの人たちも乗ってきた。koguusは萌えていた。青森駅に到着すると、物凄い人がホームに降り立った。ここは池袋かと思うほどの人人人。そうですねぶた祭りですね。しかしここでは降りず、すぐにスーパー白鳥へ。
スーパー白鳥は18切符が青森〜函館では適用されません。とりあえず乗車。そして初の青函トンネルへ。青函トンネルについてはid:koguusが割と書いてくれたのでここでは割愛。とりあえず長かった。JR北海道も粋なもので、トンネルについて図表や解説などを、テーブルの裏に書いてあった。
なんだかんだで函館到着。滞在時間2時間という弾丸トラベラーもびっくりな限られた時間の中、急いで回転寿司&箱館山へ。回転寿司はタクシーの運ちゃんが勧めてくれた「函太郎」というお店へ。割とお客さんがいたが、2人ということもあり早々にテーブルへ。旨い!!!!111 く○寿司とは比べ物にならない美味しさ。サーモンがとろける、貝もとろける。やばい。しかも10皿で3000円というリーズナブルさにはびっくらぽん(く○寿司)でした。地元民がうらやましい。
急いで寿司を食った後は、そのまま箱館山へ。タクシーでロープウェイ搭乗口まで行き、そこからロープウェイで登頂。そこから見えた夜景は、、、
素晴らしいの一言。下に映っているのは観光客で、わりと団体客でごった返していた。世界三大夜景の一つ*2らしいが、こじんまりとした街にナトリウムランプの外灯が立ち並び、視界の範囲内で映し出す夜景がいいんだろうなぁ。
帰りのロープウェイは混みまくっていた。これじゃまずいということで急遽頂上からバスで駅まで帰還。着いたのが北斗星出発の5分前ということでかなり焦ったが、しっかり駅売店でサッポロクラシックを買い、走ってホームに向かい、無事乗車。ありがとう函館。
そしてメインでキモである北斗星へ。僕らが利用したのはいわゆるコテコテのB寝台。寝心地は意外と悪くなかった。他にもB個室*3やA個室などいろんな車両を見て回る。上の2番目は確かB個室だったと思う。内装が木を基調としていて、少しヤニ臭い香りが染み込んでいるのがとてもレトロな雰囲気を醸し出していたと思う。ああ、本当に乗れてよかった、と思いました。その後ロビーでサッポロクラシックで乾杯。束の間の強い友情を実感する。あとはkoguus氏の書いたとおり、JR北海道の車掌さんの薀蓄話を聞いたりして、青函トンネルを過ぎたところで就寝。北海道新幹線はあと10年以内には完成するらしく、そうしたら北斗星はどうなるんだろうなぁ、と思うと、また近々乗りに行きたいなぁ、と強く思いました*4。